Amazon Echo、Google Home、HomePodなどと様々なスマートスピーカーがこの世に登場しましたが、いったいどれが自分にあっているのかで迷いどころですよね。そこで今回は私が勝手に思っている印象を話しましてそれで相性を判定していただければと思います!
最初に結論
とりあえず要点だけ知ってほしいのでページの下までスクロールさせません!いや読んでほしいですけど…。今回はさっき書いた3つのスマートスピーカーで私個人が合っている人を教えます。
Amazon Echo
- とりあえず安く済ませたい
- 外付けのスピーカーを持ってる
- 横からでも反応しているかを見たい
- あとからいろいろできることを増やしたい
- 掛け声は「Alexa(アレクサ)」など
とにかく安いAmazon Echo。スピーカーがついている一番下のモデルのEcho dotは5,980円です。最大42%オフのセールも頻繁にやっています。対応する音楽ストリーミングサービスも強めです。また、あとからスキルという形で機能を追加することもできます。とにかく安く済ませたい方は是非Amazon Echoシリーズを考えてみてはいかがでしょうか?
Google Home
- 音声認識に強い、さすがGoogle
- Chromecast Audioの存在意義を無くす存在
- Google Play Musicで自分の持っている音源も再生可能
- スマートスピーカーのスタンダード
- 掛け声は「ねえ、Google」、「OK, Google」
天下のGoogleのスマートスピーカーです。接続端子は電源用のmicro USBしかありません。Google Play Musicとの連携は結構よくて、定額サービスにない音源も声で言ってあげれば再生してくれます。
またChromecast機能もあり、音声をキャストすることもできます。持っている端末がiOSだとしてもキャストできます(AirPlayはできません)。
ただ、Androidと同じGoogleですがいまいち拡張性は無いです。外部スピーカーを使用するにも無線(Bluetooth)接続ですし、テレビとの連携にもAndroid TVかChromecastが必要になります。いろいろ遊ぶには物足りないです。
miniのほうはビックカメラでいつも半額なので手に取ってみてはどうでしょうか。
HomePod
- ロマンが詰まったスマートスピーカー
- Apple教を信仰している方に
- 機械への面白さを求める方に
- YouTuberに(皮肉)
- Apple Musicで自分の持っている音源も再生可能(契約必要)
- 掛け声は「Hey Siri」
日本に上陸したばかりのAppleのスマートスピーカーです。Appleは音楽にはうるさいです。音楽好きが作った面白みのある端末になっています。おいてある場所を音の反射で計算し、最適な方向により良い音を出すという機能があります。同じ部屋に複数個あるとそれと同期し連携しあうなんて言う機能も搭載されています。音楽のためのスマートスピーカーといっても過言ではないです。
さすがにできることはApple製品とAppleのサービスとの連携しかありませんが、AirPlayもできますのでiPhoneやiPad経由でSpotifyなどは再生できます(それはあまり意味がないが)。
Apple MusicかiTunes Matchに加入しているのであれば、自分の持っている音源をiCloudミュージックライブラリにアップロードしてHomePod単体で再生することも可能です(これはAirPlayではない)。
値段もかなり割高ですので物好きな方は是非部屋に置いてみてください。
一番おすすめは「Amazon Echo」
一番お手軽な価格な「Amazon Echo dot」から画面も付いちゃってる「Amazon Echo Show」などたくさんの種類があります。スピーカーがついていない「Echo Input」というものもあります。そんな導入難度の低いAmazonのスマートスピーカーですが、やはりできることがどんどん多くなってきています。
すべての人におすすめなのですが、特にApple製品を使う方におすすめです。というのもAmazon EchoにはApple公式の「Apple Music」のスキルがあります。「Alexa、○○をApple Musicで再生して」という指示ができるようになります。iCloudミュージックライブラリの曲も再生できるので、Apple Musicにない曲も再生可能です。ただ、これはApple Musicに定期購読していないといけないのは注意点です。詳しいことはこちらをどうぞ(Alexa で Apple Music を再生する)。
そうでなくてもAlexaに対応したスマート家電はたくさんありますし、Fire TVやFireタブレットなどの自社製品をはじめ、Windows 10やiOS、AndroidデバイスとAlexaは支配を拡大しています。プラットフォームを指定しないのがAlexaの強いところです。今のところできることが一番多いのはAlexaでしょう。
スマートスピーカーで電話はできるのかな
通話機能ですが、Google HomeやAlexaは画面付きのものでないと通話機能がついていませんし、それも独自の機能しかありません(しかもビデオ通話)。
最近話題のないスマートスピーカー「LINE Clova」でLINE電話ができますのでそれもいいと思いますが、AppleのHomePodが唯一普通の電話をかけることができます(自分の知っている範囲では)。
今後のスマートスピーカー
スマートスピーカーはあんまり売れてないと思います。そしてこれからも。というのも元々スマートフォンに入っていた音声アシスタントを別のデバイスにしてしまったところで切り替える必要がないからです。
確かに音声だけで操作できるのはとっても魅力的ですが、既にスマホでもそういう指示はできます(「Hey Siri、 キッチンで○○を流して」など)。 まあAirPlayやChromecast対応のスピーカーが必要になってしまうのでそういう理由でそれを使うのはありだと思いますが。
ただ、意外とAirPlayやChromecast対応のスピーカーって種類少ないし高いのしかないので、手軽に対応できるスマートスピーカーの需要はありそうです。まったく今後は読めてないですがいづれはすべての端末がネットにつながってしまっているでしょう。
それではこのへんで。
筆者:花ノひろみん
コメントは受け付けていません。