「みんな持ってるからiPhone」「格安SIMの端末は安いのがいい」「あの機種は高いから性能もいいだろう」などなど、よく調べもせずに体感だけでスマホを選んで後悔していらっしゃいますか?まだ買っていないならちょっと立ち止まりましょう。
用途によってはそんなにスペック必要ではない場合や実際はもっと高性能なものを買っておいた方がストレスにならず良かったなどあります。
そんなわけでSoC、つまりよくCPU、GPUとかいう欄をよく見てしっかり端末を選びましょう!!
結論「高いスマホ買っとけ」
高いスマホを買っておけばストレスなど何も心配いりません。サポート期間も長いしアップデートも結構な期間来てくれます。
まあHUAWEIなどの中国メーカーのものはいつアメリカの野郎に制裁されてもおかしくないのでちょっと怖いですがね。
ただ「インスタしかやらない」とか「動画見るしかしていない」、「キャッシュレス決済?が使えればいいや」など、用途がかなり限られている場合のみ続きを読んでください。
スマホを買うとき見るべき場所
この記事の目的はSoCが何かを確認できるようになることです。それ以外(カメラの画質とかバッテリーの容量とか)は見なくてもいいです。まあAndroidのバージョンくらいは見ておいた方がいいかもしれませんね。9とか10が定番ですので10にアップデート可能かなども見てみても面白いと思います。ちなみに最新は11です。
といわけでSoCを確認する方法ですが、携帯ショップのページを見ると製品がたくさん並んでいますよね。試しに何か開いてみてください。私は例としてauのXperia 5 IIのページを確認します。
少し下に行くと「スペック&サービスの詳細はこちら」という文字が見えると思います。そのページに飛んだら表が表示されるはずなので、下にスクロールすると「CPU」という項目があるはずです。
Xperia 5 IIの場合はSoCは「Snapdragon 865 5G」というものになります。後の文字はどうでもいいです。
これがdocomo、
Softbank、
楽天モバイルでも
格安SIMのIIJimoでも同じです。
SoCって言っておきながらCPUって書いてあるじゃないか!!!!って思いますが、意味は大体一緒です(違うけど)。このようにすごい隠れた場所に書いてありますが、ここがスマートフォンの心臓、頭脳のようなものなので要確認ポイントになります。
どんなSoC(CPU)があるのか
さっきまでよく「Snapdragon 865」とかいうものばっか見てきたと思います。Androidスマホではよくこの「Snapdragon」というSoCを採用しています。例外はHUAWEIの「Kirin」だったりAppleの「Aシリーズ」だったりSUMSUNGの「Exynos」だったりいろいろです。
正直これらを表にまとめるのは難しいです。というのも端末によって最適化の度合いやRAM(メモリ)の容量、OSの違いなどあるので一概にこれが最強とか言えないんですけど、よくAnTuTuやGeekbenchなどのベンチマークによるSoCの力の数値化がメディアやYouTuberによって行われているので、そちらを参考にしてもいいと思います。
というわけでこちらの記事ではざっくりと「ここら辺はこの程度」と言っていったりします。
なんでもしたい!特にゲーム!!
さっきの高いのかっとけの方々はこちらになります。特にゲームで60、120、144FPSとかを気にする人がこちらになります。最新の中だったら以下のSoCを搭載している端末がいいでしょう。
- A13 Bionic(iPhone 11 ProやiPhone SE第二世代など)
- A14 Bionic(iPhone 12?)
- Snapdragon 855(Xperia 1やGALAXY S10など)
- Snapdragon 865(ROG Phone 3やAQUOS R5Gなど)
- Kirin990(HUAWEI P40 Pro 5Gなど)
妥協点としてA12やSnapdragon 845、Kirin970なども挙げられます。大体10万越えのクソ高いスマホになります。ここまで行くともう文句なしです。あとはディスプレイが120FPS出るのかなどのこだわりしか無いですね。これでもストレスを感じる人は生まれる時代が速すぎましたのでもう少し冬眠していてください。
ちなみに、デレステでいうと865なら3DリッチでGRAND LIVE(15人)のプレイが60FPS以上で見れる程度ですね多分。A13のiPhone 11 Proは余裕です。
ストレスは感じたくないけど10万もスマホに出せない
そんな方は以下のようなSoCがいいでしょう。
- Snapdragon 730
- Snapdragon 730G(Google Pixel 4aなど、ちょっと高性能。ゲーム向け)
- Snapdragon 765G(Mi 10 Lite 5Gなど、さらにちょっと高性能で5G対応。Pixel 5に入るらしい)
- Kirin 820(HUAWEI P40 lite 5G、ちょっと高性能で5G対応)
- Exynos 980
- Apple A9(iPhone 6sとか)
ゲームはそこらのソシャゲなら余裕でできる、カメラ撮影も快適、だけど3DゲームやARアプリなどは少しつらいくらいの性能です。
特にここら辺のものが最近結構出回っています。24回払いにすればだいぶ携帯料金やすくなりますからね。
デレステでいうと730Gなら3D標準でGRAND LIVE(15人)のMVが低めに見積もって30FPS以上で見れる程度ですね多分。一発目で熱を持っていなければもっとパフォーマンスが出ると思います。
そういえばさっきの高い端末の中に入れてあるiPhone SE 第二世代ってやつ、10万以内らしいですよ。
わて、高いスマホ大っ嫌い、とにかく安いやつ
そんな地雷な方は以下の…といってももうその他っていえばいいやつですけど一応乗せときます。
- Snapdragon 630(Xperia 8やAQUOS sense 3など、下よりはまだまし)
- Snapdragon 400番台(化石、来年5G対応が出るらしい)
- Kirin 710(HUAWEI P40 lite Eとか)
- MediaTekとかいうやつ
- この記事に乗っていないようなSoC
- AndroidでRAMが2GBとか低いやつ(iPhoneはこの限りではないが、今の時代にはついていけない気がする)
こいつらは触っててかくつきが目に見えてわかります。Androidスマホであればアプリが落ちることは少ないかもしれませんが、フリーズや読み込み時間が長引いたりすることはよくあります。ちょっと動きの多いWebページ見るだけでCPUがデットヒートです。地図アプリを読み込むのにも時間がかかります。こんなんで5G対応とか絶対速度出ないで笑えますよ。
それでも良い方は、買ってどうぞ。
デレステでいうと2D軽量でプレイしてもオーバーヒートです(過剰表現)。
まとめ
ちょっと過激な表現もありましたが、いかがだったでしょうか。とくに中価格帯ミドルレンジと低価格帯ローレンジは値段が似ているので、SoCはしっかり確認しておいてください。
Snapdragon 665とかいうものもありますがあいつについては微妙です。ストレスはあるかもしれないが、雑魚というわけでもない……評価しづらいものです。
ちなみにFGOやポケモンGOをやりたい方はぜひ一番上のスマホをお買い求めください。こいつらは意外と能力使います。
また、キャッシュレス決済、特にQRコードのPayPayなどをしたい場合は立ち上がりが早い方がいいので、ミドル以上を考えた方がいいと思います。
というわけでキャンペーンや価格に惑わされずに、後悔のない幸せなスマホライフをお楽しみください。
ちなみに私はiPhone 11 ProとHUAWEI nova lite 2を持っています。後者はおもちゃです。
あとデータもなしに語っているこの記事のことを一番信じ切るのはご遠慮願いたいのですが、やっぱきびきび動くスマホのほうが気持ちいいのでその感覚を体験してほしいだけなのです。ごめんなさい。
筆者:花ノひろみん
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