もうすぐ新学期ですね。中学生や高校生、あるいは大学生に進学するみなさんは恐らくスマホを買ってもらうことでしょう。私的に学生にどれが良いかを選びました。
オススメはAndroidハイスペックスマホ
選ぶとしたらAndroidハイスペックスマホです。将来性と学生ということを考えるとこれになります。学生は荒野行動などの重いスマホゲームをすることもあったり、画質の綺麗なカメラが必要だったりします。その点を踏まえてハイスペックなスマートフォンが必要だと言えます。
Androidスマホの中でもハイスペックなものはテレビCMなどでよくやっている韓国製のSamsungのGALAXY(サムスン ギャラクシー)やアメリカ製のSONYのXperia(ソニー エクスペリア)、中国製のHUAWEI(ファーウェイ)ですね。日本製でしたらシャープのAQUOS(アクオス)です。
iPhoneはダメなのか
iPhoneは所持率で高校生がほとんどの割合を占める端末です。女子高生はiPhoneでないと人権がないくらいでしょう。いじめなどを考えるとiPhoneは無難かもしれません。ただしそういうことを考えない女子や男子はAndroidを選ぶべきです。それはなぜか。
iPhoneは束縛が多い
iPhoneを選んでしまうとスマートフォン生活をAppleに縛られてしまいます。
iPhoneは一種のブランドでありそれを揃えたくなる衝動があります。iPhoneがあるとApple Watchが欲しくなったりします。また毎年新しいiPhoneが出ており、ただでさえ単価が高いiPhoneの新しいものが欲しくなり出費が痛いこともあります。
またアクセサリーもiPhone対応のものを選ばなくてはいけません。iPhone 7以降では3.5mmイヤホンジャックがありません。またiPhone 8以降はその変換ケーブルが付属していません。イヤホンはLightningケーブルで接続が当たり前になります。そしてLightning対応機器は若干高いのです。
そしてこれはゲームをする方へですが、iPhoneが搭載するiOSとAndroidは別のOSです。そしてほとんどの課金機能のあるスマホゲームは異なるOS間で移行する際、課金アイテムや一部課金ではないアイテムが移行されないことがあります。もし自分がiPhoneから変えるつもりがない、またはたくさんゲームをしないのであればiPhoneも選択肢として入れて良いでしょう。
おすすめスマホ
独断と偏見で選ばせていただきました。以下の通りです。順番は関係ないです。
また、参考スペックを最小限にCPU、容量、画面の大きさ、画面の種類(表示形式)、充電端子、キャリアを載せています。
- Sony Xperia XZ3(docomo、au、Softbank)
- AQUOS zero(Softbank)
- AQUOS R2(docomo、au、Softbank)
- Google Pixel 3(docomo、au、Softbank、SIMフリー)
- SAMSUNG Galaxy S9・S9+(docomo、au)
- SAMSUNG Galaxy Note9(docomo、au)
- HUAWEI P20 Pro(docomo)
- HUAWEI Mate 20 Pro(SIMフリー、Softbank)
- Apple iPhone XS・XS Max(docomo、au、Softbank、SIMフリー)
Sony Xperia XZ3
Sony Mobile Communications inc.から出ているスマートフォンです。これ実はアメリカメーカーなのですよ。ただ最近出たばかりなのもあり、とても良いスマホとなっています。
Xperiaといえば画面のきれいさが特徴です。このXZ3では有機ELが採用され、黒の表現が増しているため前よりも色の表現に忠実です。性能としても申し分なく、一般以上の性能は出るでしょう。
CPU | Qualcomm SDM 845 2.8GHz+1.8GHz オクタコア |
容量 | 64GB(+microSDXC 512GBまで ) |
画面の大きさ | 約6.0インチ(縦横比18:9、解像度1440×2880) |
画面の種類 | 有機EL(OLED) トリルミナスディスプレイ for mobile |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | docomo、au、Softbank |
AQUOS zero
146gという驚異の重さでありながらハイスペックであるこのスマホ。同じくらいの大きさのiPhone 6 Plus(172g)より軽いです。
こちらも画面には有機ELを採用しており、Xperia XZ3と同じくラウンド加工(画面が局面になっている)がされています。切り抜き(ノッチ)が存在するのが難点でしょうか。また充電時、他のスマホでは一か所が発熱するのに比べ、AQUOS zeroではまんべんなく発熱するように設計されています。発熱の分散も考えられています。
残念ながら外部メモリとしてmicroSDがさすことができないのが難点です。注意してください。
CPU | Qualcomm SDM 845 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
容量 | 128GB |
画面の大きさ | 約6.2インチ(縦横比約19:9、解像度1440×2992) ※切り抜きあり |
画面の種類 | OLED(有機EL) |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | Softbank |
AQUOS R2
こちらは上のAQUOS zeroより早く出ていますがほぼ同じスペックのものです。残念ながら画面は有機ELではありませんが、シャープお得意のIGZO液晶なので画質はほぼ問題ないでしょう。またこちらは
リフレッシュレートが 120hzの液晶なので動きの速い映像に得意です。ゲームもフレームレートが120fps出ることになるので有利に立つこともできます。あとリフレッシュレートが高ければ目の負担が減ることもメリット。情報量が多いので頭は疲れるかもしれませんがね(個人差)。
CPU | Qualcomm SDM 845 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
容量 | 64GB(+microSDXC 512GBまで ) |
画面の大きさ | 約6.2インチ(縦横比19:9、解像度1440×3040) ※切り抜きあり |
画面の種類 | IGZO液晶 |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | docomo、au、Softbank |
Google Pixel 3
Pixelシリーズ日本上陸ということで大手3キャリアとSIMフリーとしてPixel 3が来ました。表面のほとんどが画面であり、ポップなカラーリングが特徴的です。
またSIMフリーがあるということもあり格安SIMも選択肢に入れることができますし、SIMフリーモデルならプリインストールアプリ(最初から入っているアプリ)で不要なものがないのも特徴です。
天下のGoogleなのでAndroidのアップデートは確実に来るでしょう。大手3キャリアによりますが…。
CPU | Qualcomm SDM 845 2.5GHz+1.6GHz オクタコア |
容量 | 64GB、128GB |
画面の大きさ | Pixel 3:約5.5インチ(縦横比18:9、解像度1080×2160) Pixel 3 XL:約6.3インチ(縦横比約19:9、解像度1440×2960)※XLのみ切り抜きあり |
画面の種類 | OLED(有機EL) |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | docomo、au、Softbank、SIMフリー |
Galaxy S9・S9+
昔はAppleのパクリといわれてきたGalaxyスマホですが、いまもまあまあに多様な機能が追加されています。ですがやはり別会社。独自の進化も遂げています。ラウンド加工された画面を先行したのはこのGalaxyですしカメラ性能も素晴らしいものです。
なにかとニュースで悪い情報が流れやすいですが端末は高機能であり、淵の淵まで画面で埋めるという意思が伝わるデザインです。
CPU | Qualcomm SDM 845 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
容量 | 64GB(+microSDXC 推奨400GBまで) |
画面の大きさ | Galaxy S9:約5.8インチ(縦横比19:9、解像度1440×2960) Galaxy S9 +:約6.2インチ(縦横比約19:9、解像度1440×2960) |
画面の種類 | Super AMOLED (有機EL) |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | docomo、au |
Galaxy Note 9
こちらも表面いっぱいに画面が広がっています。またこちらはスタイラスペンが付属しています。Noteとついているのでそのとおりメモスケッチを取るのに適しています。実際に試してみたのですが、ペン先が結構しなる感じがあるので筆ペンで書いている感覚に近かったです。
またそのペンが撮影のスイッチになるとCMでもやっている通りいろいろ機能があります。スマホとしても使えるものとなっています。あ、S9もそうですが、スマホとペンは防水ですよ!
CPU | Qualcomm SDM 845 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
容量 | 128GB(+microSDXC 512GBまで) |
画面の大きさ | 約6.4インチ(縦横比約19:9、解像度1440×2960) |
画面の種類 | Super AMOLED (有機EL) |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | docomo、au |
HUAWEI P20 Pro
世界でなかなか排除傾向にあるHUAWEIのスマホでdocomo独占ですが、なかなか高性能で使いやすいものになっています。CPUやカメラがAI管理ということでおもしろい仕様になっています。
CPUが独自のものになっていますが、今はほとんどのゲームが対応していますので問題ありません。
SIMフリーのほうでHUAWEI P20というProがついていないモデルが出ていますがほぼ同じスペックですので格安SIMを考えている場合はこちらも参考にしてみてください。
CPU | HUAWEI Kirin 970 2.4GHz+1.8GHz オクタコア |
容量 | 128GB(microSDXC 128GBまで読める外部機器が付属) |
画面の大きさ | 約6.1インチ(縦横比約19:9、解像度1080×2240) ※切り抜きあり |
画面の種類 | OLED (有機EL) |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | docomo |
HUAWEI Mate 20 Pro
上のP20 Proより新しいキャリアではSoftbankのみのスマホです。CPUもKirin 980が搭載しており、iPhone X(iPhone 8)のA11よりも高いグラフィックス性能を持ちます。驚異のトリプルカメラ搭載ということで最新感を楽しみたい方はこちらをどうぞ。
SIMフリーモデルもあるので格安SIMを考えている方もぜひ候補に入れてください。
ただし外部メモリーが独自のものになっており、割高です。容量の拡張性は少ないというべきでしょう。
CPU | HUAWEI Kirin 980 2.6GHz+1.92GHz+1.8GHz オクタコア |
容量 | 128GB(+NMカード 256GBまで) |
画面の大きさ | 約6.1インチ(縦横比約19:9、解像度1080×2240) ※切り抜きあり |
画面の種類 | OLED (有機EL) |
充電端子 | USB Type-C |
キャリア | SoftBank、SIMフリー |
iPhone XS
やはりiPhoneを捨てきれない方にこちらをお勧め。自分も捨てきれませんでした。スマートフォンど定番のiPhoneはセキュリティー対策はばっちりです。Face IDは寝顔では反応しませんよ!マスクしている方には確かにFace IDは難しいかもしれませんがとても楽です。
性能はトップクラスというべきであり、App Storeにあるアプリはそれを最大限使えるように最適化済みのアプリだらけです。なのでゲームをやるにはiPhoneという方が多いのです。
いまだにiPhone専用ケースは豊富ですし、キャリアのサービスも充実しています。iPhone XSは間違いありません。
CPU | Apple A12 2.5GHz+1.5GHz 6コア |
容量 | 64GB、256GB、512GB |
画面の大きさ | iPhone XS:約5.8インチ(縦横比約19:9、解像度1125×2436) iPhone XS Max:約6.5インチ(縦横比約19:9、解像度1242×2688) ※切り抜きあり |
画面の種類 | Super Retina HDディスプレイ(OLED (有機EL)) |
充電端子 | Lightning |
キャリア | docomo、au、SoftBank、SIMフリー |
おわりに
学生へのスマホは長持ちさせるためにもハイスペックなスマホがいいと思われます。時代に追いつけないミッドレンジ以下のスマホはすぐに買い替える必要が出てきてしまいます。ハイスペックなものはバッテリーの関係上大体3年は持ちますがミッドレンジ以下では性能上もって1年です。バッテリーは余裕かもしれませんが。
不自由のない生活への投資は必要です。安いものはそれだけ苦が待っています。スマートフォンはどれも決して安いものではありませんが、ぜひお願いします。
では。
筆者:花ノひろみん