近頃…というより前々から電車内などで突然見知らぬ人からAirDropを受信するという事件が話題になっています。NHKでも紹介されるほどですね。今回はそれについて考えた記事です。
まずAirDropとはなんぞや
今回はiOSのAirDropについてのお話なのでそちらの方で。
【引用】iPhone、iPad、iPod touch で AirDrop を使う
Apple公式のサポートページよると以下のような説明になります。
「AirDrop を使えば、近くにあるほかの Apple 製デバイスと、写真、ビデオ、書類などをすばやく共有できます。」
はい。AirDropとはApple製品、つまりiPhoneやiPad、iPod touchやMacでこの機能を使うことができます。iPhoneなどのiOS製品でしたらiOS7以降でiPhone 5以降の製品が対象ですね。
AirDropのオフの方法
このページに受信するかしないかの(iOS12における)設定の仕方が載っています。
改めてここでもAirDropの切り方を動画を用いて説明しましょう。
はい。たった15秒ですが余計な操作も含まれています。
手順としては
1.コントロールセンターを開く
iPhone 8以前のデバイス・iPod touchでは画面下から上へスワイプ、iPhone X以降のデバイス・iPad(iOS12を搭載)以降のデバイスでは画面右上から下へスワイプする。
2.左上隅のネットワーク設定のカードを強めに押すか長押し
3D Touchを搭載したiPhoneの場合は強めに押します。その他のデバイスは長押しです。
3.「AirDrop」をタップ
AirDropと書かれた場所にあるアイコンをタップします。(ここでAirDropの下に「受信しない」と書かれている場合は既にAirDropはオフになっています)
4.「受信しない」をタップ
以上でAirDropをオフにすることができます。
なぜこんな事件が起こったのか
簡単に言うとITレベルの格差でしょうか。iPhoneに少しでも詳しければAirDropという危険な機能の存在に気づくでしょう。ただ、LINEやInstagramしか見ないようなライトユーザーの場合はTwitterなどの情報が入らず、AirDropというわかりにくい機能は頭に入りません。
スマートフォンを手にする場合、自分のそのスマートフォンの機能を調べておくべきでしょう。その中で「簡単に共有」などという機能があればそれは警戒すべきです。
解決方法
最近は説明書がほとんど無いため「説明書を読め!」とは言えません。なので周りのその機種のスマートフォンに詳しい人にどんな設定をしておいた方がいいのか、どんな危険があるかなどを聞いておくのが一番です。また聞かれる側もきちんと説明してあげてください。
思考停止気味で「じゃあiPhone使うな」「Android使うな」とか言ってもどうしようもないです。周りの人との助け合いが大事でしょう。
またテレビで今回みたいにこんな事件があったなどの報道があった場合、民放だったら対処法まで言ってくれるはずです。きちんと見ましょう。明日は我が身です。
ちゃんとスマートフォンを使う人になってください。使われる側ではどうしようもありませんよ。
筆者:花ノひろみん